第1話 〜夜明けの花〜
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巴里・モンマルトルにあるテアトル「シャノワール」の支配人であるグラン・マに霊力を見出され、巴里華撃団の一員として戦うことになったエリカ。だが、グラン・マは巴里華撃団をより強い部隊にしようと考えていた。ある日、路上でひざまずきお祈りを捧げていたエリカの前にグリシーヌが通りかかり、2人は顔見知りになる。数日経ったある日、巴里上空に怪しい雲が立ち込め、空から閃光が放たれる。閃光の行く先を追ったエリカとグリシーヌは、ある建物に辿り着く。華撃団の秘密任務について話せないエリカは、グリシーヌを追い返し、一人で怪人に立ち向かおうとするが…。
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第2話 〜黒猫と悪女〜
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エリカ、グリシーヌ、コクリコが揃った巴里花組。日本からは大神一郎を隊長として迎えるが、更に何かが足りないと考えるグラン・マ。その頃巴里では、夜な夜な悪事の限りを働くロベリアが出没していた。ロベリアに華撃団員としての適性があるかを見極めようとしたグラン・マ達はある罠をしかける…。
“巴里始まっての大悪党”と呼ばれるロベリアがなぜ巴里華撃団のメンバーに選ばれたのか? サクラ大戦巴里編史上、最大の謎に迫る!!
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第3話 〜恋する都市(まち)〜
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大神が巴里に赴任して3ヶ月。花火が加わり、巴里花組の戦力不足も解消されたかに見えた。が、個性溢れる隊員たちを、大神は隊長としてまとめきることができず、巴里防衛の任務遂行に一抹の不安を感じていた。一方、グラン・マも、隊員たちに何かが足りないと感じながらも、それが何であるのかつかみきれずにいた。そんなある日、アクシデントが発生。演習用の人造ポーンの制御が利かなくなってしまったのだ! 実戦さながらの、危険な状況に陥る巴里花組。だが、そんな状況下でも隊員たちは統率のないまま…。大神は自らの身の危険を顧みず、隊長として果敢に立ち向かう。その時、巴里花組の心が大神を救いたい一心でひとつにまとまろうとしていた…。
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