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サクラ大戦「紐育レビュウショウ 〜歌う♪大紐育♪〜」記者会見

記者会見
2006年2月25日、都内某スタジオにて「サクラ大戦・紐育レビュウショウ 〜歌う♪大紐育♪〜」の記者会見が行われました。

初めてのショウの記者会見に、紐育星組キャスト陣の顔は若干緊張気味。しかし、徐々にその緊張はほぐれ、初々しいながらも紐育メンバー同士の仲の良さが伺える会見となりました。

(ダイアナ・カプリス役 松谷彼哉さん、ボブ・ラッシー役 田村連さんは、スケジュールの都合により残念ながらこの日は欠席となりました)

それでは、記者会見での皆さんのコメントをどうぞ。


[自己紹介を兼ねて、まずは一言ずつお願いいたします]


小林沙苗

ジェミニ・サンライズ役 小林沙苗さん

こんなに早く『ショウ』と言う形で皆さんに舞台を見ていただける機会がくるとは思っていなくて、何だか期待とか不安とか色んなものがドーッと押し寄せてきて気持ちを整理するのが大変なくらいです。やっと稽古が始まったんですが、色々すごく難しくて、でも「これを見て頂けるんだな」という期待感もあるので、みんなと一緒に頑張って素敵な舞台を作って行きたいと思います。

皆川純子

サジータ・ワインバーグ役 皆川純子さん

私もこんなに早く実現するとは思っていませんでした。実はまだ「あ〜、大変なことが始まるんだ〜」くらいで実感がわいてないんですけど、これからどんどんお稽古が重なっていけば「あ、やるんだな」って実感がわくんだろうなって思います。でも、今の段階で思うのが、全員が揃って衣装を着て、それぞれの役になりきって舞台に立ったら、きっと私はそれだけで感動できるんだろうなって。本番は、楽しみ半分恐いの半分ですが、みんなと一緒に頑張っていいものを作って行きたいと思ってます。

齋藤彩夏

リカリッタ・アリエス役 齋藤彩夏さん

私はこの記者会見のちょっと前まで振り付けをやっていたんですけど……楽しいです! とりあえず! 舞台はドキドキで緊張なんですけど、お客さまの皆さんにも楽しんでいただけて、キャストの皆さんも楽しめるようなものに出来たらいいなと思っています。

園崎未恵

九条 昴役 園崎未恵さん

今回は紐育星組が揃っての初めての公演となります。私は昨年暮れのディナーショウに出させて頂いたので、今回はその時に得た経験をちょっとでもフィードバック出来ればと思っています。稽古は始まったばかりなんですが、さっきリカリッタのお稽古をみていたら、同じ舞台に立つよりお客さんになって観たいなって思いました。稽古の時点でそれくらいのものになっているので、ぜひ楽しみにしていただきたいなと思います。

菅沼久義

大河新次郎役 菅沼久義さん

僕も昨年12月にディナーショウを経験させていただいたんですけど、今回は紐育の皆さん揃ってということで、新しい気持ちで、そして一発目の紐育のショウなので、ドキドキワクワクもしていて、不安と期待の毎日を過ごしています。今回のショウのセリフの中で「僕たち自身が楽しんで演じることで、観ているお客さまたちにもきっと楽しんでもらえるだろう」という部分があるので、その気持ちで演じたいと思っています。紐育の皆さん、そしてスタッフの皆さんと一緒に頑張っていけたらと思っています。

内田直哉

マイケル・サニーサイド役 内田直哉さん

とうとう来たか、という感じです。楽しくやれたらなというのはもちろんありますが、そんなに甘くはないと思います。やっぱり大きな舞台でやるんで、僕自身も不安なところはあります。ですが、楽しみに観に来てくださる人達に「あぁ、来てよかった!」と思ってもらえるような、そういうステージを僕らの力でやっていきたいと思います。なんせ周りが若いんでね! 僕が飛びぬけてますんで(笑)、みんなの力で僕を引っ張っていってくれるように…(キャスト一同:ええ〜っ!?(笑))その辺を肝に! 宜しくお願いします。

本名陽子

吉野杏里役 本名陽子さん

ついに来たかと! 待ちに待っていたわりには、あっと言う間だったなという実感があります。私はまだお稽古が始まっていないんですが、星組の皆さんやサニーサイドさんにしっかりとついていって、観客の皆さんと一体化できるような、また、観客の皆さんの情熱に負けないように楽しく思いっきりやりたいなと思っています。今回が一回目と言うことで、ほんとに大きな大きな一歩になると思っています。逆算して日にちを数えると怖いんですけど(笑)、精一杯稽古を頑張りたいと思います。

※当日欠席されたダイアナ役の松谷さんからは、後日文章にて各質問への返答を頂きました。
[初めての紐育ショウになりますが、今のお気持ちは?]


小林

ホントにもう少し先の話だと思っていたので、すごく驚いています。でも台本が出来上がってきたのを見て、振り付けをしてもらったら、「あ、あたしこういうことが好きなんだな」っていうのを感じました。上手く出来る、出来ないとか、まだ形になってない部分もたくさんあるんですけど、でも、自分がまず楽しめるってのが大きいかなって思っています。これから一生懸命練習して、完成させて、皆さんに喜んでもらえるよう頑張ります。

皆川

帝都や巴里の先輩方に追いつこうとか、今回のショウで同じレベルに立てるなんて思ってもいないんですが、でも、私たちなりに本番まで夢中で頑張って、自信を持って舞台に立てるようになって、当日は楽しみたいと思います。

齋藤

私はもともと舞台がものすごく大好きっ子で、ダンスとか歌とかお芝居とかとても好きなので、今回紐育の皆さんと一緒に舞台に立てるのはすごく嬉しいです。今回のショウで紐育のフレッシュなカラーを出せたら良いなと思ってます。

松谷

ドキドキとワクワクが共存している感じです。新しい事を始めたり、知らない世界を切り開いて行くということは、冒険と同じで、恐くもあり、楽しみでもあります。観に来て下さったお客様と素敵な時間を共有できる♪喜びでいっぱいです。

園崎

私はディナーショウで、皆さんより先に九条昴として舞台に立ったので、正直な話、その時にドキドキは終わってしまって、今はなんだか妙に落ちついています。ディナーショウでやってきた稽古や先輩たちに教えて頂いたことを忘れないうちに、この紐育の公演を出来ると言うのは、私にとっていいタイミングでラッキーだったなと思います。今回のような大舞台に立てるって言うのは、このお仕事をしていてもそうないことなので、本当に楽しみで嬉しいです。

菅沼

ディナーショウでは、帝都の皆さんや薔薇組の皆さんも一緒だったので、まだ完全に紐育星組としてやっていると言う感覚はあまりなかったんです。なので、今回ようやく紐育のみんなと本当の意味でのスタートが切れるんだなと思うとすごく嬉しいです。これから大変な稽古が始まるので、気を引き締めなおして稽古に挑んで、そして皆さんの前に立てればと思っております。

内田

「やってやろうじゃないか!」と、そういう気持ちです。

本名

期待も不安もありますが、頑張りたいと思います。

[台本をお読みになって、どんなショウになると思いましたか?]


小林

歌ばかり…(笑) ほんとに「歌」と「踊り」のショウですね。

皆川

歌あり、踊りあり、ちょこちょこっと芝居あり、そして…歌あり(笑) リトルリップ・シアターということで、会場が紐育らしい気分を感じられるような台本でした。

齋藤

歌!(笑) 歌…なんですけど、ゲームの中にあったものに加えて、新曲が加わっています。生歌です! 生です!

松谷

真赤な台本からエネルギーをとても感じています。ひとつひとつ大切に命が吹き込まれて、とても素敵なショウになると確信しています♪

園崎

歌…もう、しつこいか(笑)。台本とはちょっと離れますが、今回は振り付けがボブ・ラッシー役の田村連さんなんですが、ボブ・ラッシーはドラマCDに出てきたキャラで紐育星組の振り付け師をやっているという設定なので、田村さんに実際に振り付けをしてもらっていると「あぁ、紐育星組はこうやってボブ・ラッシーさんに振り付けしてもらっているんだろうな」って思います。あと、蝶々婦人をやります!

菅沼

最初に台本を読んだときは、本当においしいとこどりだなと思いました。いい意味でくどくないと言うか、見せたいところだけを見せていて、物語が少しずつ盛り上がっていくのではなく、最初からピークで最後までピークで終わるという感じなので、これは演じる方は大変だなって。自信満々に皆さまにお見せできる、欲張りな作品だと思いました。

内田

まさに「レビュウショウ」です。僕は今まで数々のレビュウショウ…大舞台で言うと宝塚やその他小劇場でやっているものも見てきました。それを我々がやるんです。本当に難しいことです。僕の知っている限りの「レビュウ」というものはとんでもないものです。それをやろうとしてるんで、僕もドキドキしています。無理なことはできないけど、ただ、無理なことにむかって少しでも努力していかないと、絶対良いものは成りません。僕も本当に頑張らなきゃいけないというのはあるんですけど、少しは他のキャストのみんなにアドバイスも出来ればと思っています。

本名

私は小さい頃に舞台をやったことがあって、やっぱり舞台って言うのは生半可なものじゃない、という印象があったんです。なので、今回もきっとものすごいものになっているんだろうなって期待感を持って台本をめくりました。今回は、ワンペアのパートナーであるプラムがいないので、誰にも甘えられないのが寂しいんですけど、杏里としてもゲームよりもさらに成長したと言うところを皆さまにお見せできたらなと思っています。

[パンフレットの撮影をされたそうですが、キャラクター衣装を着けた感じはいかがでしたか?]


小林

私はミニスカートを小学生以来はいたことがなくて、ジェミニ役が決まったときから「どうしよう〜!」って、自分の中で大問題だったんです。撮影当日現場に行ってみたら、もうまんまジェミニの服で、キラキラしてて、ほんとに素晴らしい衣装だったんですけど、やっぱりミニスカートで…。なんだかまるで女装をした男の人みたいにソワソワしてしまって(笑)、これは慣れるまで大変だなぁと。しばらく足を出して生活してみようかなと思うくらいです。でも、素晴らしい、可愛らしい衣装です。

皆川

私は…茶色い肌になりました! 化粧をしてスーツを着た自分を鏡で見たら「誰だコレ!?」って人がそこにいました(笑)。でもやっぱり衣装を着ると、ちょっとはサジータに近づいたかなって思えました。

齋藤

リカちゃんの衣装は、緑のワンピースの上に、金と銀の二丁拳銃がささっていて、その上にマントをバサーッっと着る感じでした。もっと重たかったり動きづらかったりするのかなと思ったんですけど、そうでもなくて、「可愛いなぁ♪」って自分ながらにちょっと思ってしまいました!

松谷

ダイアナの衣装を見た時は「あ♪ これでやっと着られる♪」と思ってすごく嬉しかったです。白衣もキラキラしていて、髪の色も蛍光色できれいなんですよ。照明が入ると光輝くと思います。早く皆様に動くダイアナ(笑)を観てほしいですよね。

園崎

もうさすがに二度目なので…しかし慣れたかと言われると、そう慣れるものではなく(笑)。私も足を出すのが苦手と言うか、出来れば避けたいタイプだったので、私の人生、過去最短な衣装となりました。タイツを履いているとはいえ、あんなに脚の線があらわになるのはどうなんだろうと思いつつも、皆さんが似合うといってくださるのでちょっといい気になってディナーショウの舞台に立ったら、お客さまから思いのほか好評で「ズボン丈がそのままで感動しました!」ってお手紙を頂いて(笑)。今は私がやるべくしてやらせていただいている役なんだなってしみじみ思っています。

菅沼

僕も二度目なので、パンフ撮影のときは抵抗なく新次郎君になることが出来ました。しかしですね! 今回のパンフ撮影では着なかったんですが『プチミント』という大事な役が僕にはありまして、ディナーショウを見に来た友達に「菅沼君って意外と男らしかったんだね。プチミントの衣装全然似合ってなかったよ!」と言われたので(笑)、もし今後出る機会があるのならば、もっとプチミントを女らしく演じることが出来ればと思っております。

内田

パンフ撮影、楽しかったですね! ワンショットの中でキャラクターを色んな形で表現していくっていうのは、非常に楽しい仕事でした。

(広井氏:内田さんぐらいだよ、あんなに動いてたの!みんなの5倍くらい撮ってたよ!)
(一同:ええ〜〜〜っ! 何やってたの!?)

いや! 僕ね、動きのある写真が好きなの! でも、動きのあるものって普通の写真じゃ難しくて、ああいう撮影の時じゃないと、クリアに写してもらえないんですよ。だから、あえて「動」というかたちでやらせてもらって、とても楽しかったです。あと自分自身の事はわからないんですけど、皆川さんの撮影を見ていて「おい! そこにサジータがいるよ!」って思えたので、やっただけの事はあるんだなって思いました。

本名

私はかつら合わせのときに、地毛にするか、かつらにするか悩んだんですけど、せっかく伸ばした髪を活かして、よりリアルな杏里を目指して、ほぼ地毛でやらせていただくことになりました。着物も小さい頃から着慣れていたので、パンフ撮りの時はとても楽しくって。衣装は着た途端に自然と杏里の気持ちがわかったような気になって、いろんな方に「かわいい」って言ってもらえたので、図に乗って(笑)ちゃっかり自分で写メールで撮っちゃいました。和服美人を目指してがんばります!

また、会見の最後には、作/総合プロデューサーの広井王子氏より今回の公演にかける熱いコメントがありました。


今回こうやってみんな揃って紐育のショウが出来ることになりましたが、10年前最初に帝都のショウをやった時と同じように、初めてのメンバーと何かを作っていくって言うのは、やっぱりドキドキします。初めてのショウのその初々しさと言うのは、とにかく一回しかないんですよ。今後、二回三回とやっていきたいと思うので、そうしたら必ず良いショウになっていくと思います。

練習していけば確かに上手くはなっていきます。でも、一回目の新鮮さ、初々しさ、危うさ、そういうものを含めたものは消えてく魔法のようなもので、一回しか表現できないものだと思っています。ぜひその第一回目と言うのを目撃していただきたいですし、そのドキドキをみんなと一緒に味わいたいと思っていますので、ぜひ皆さんご来場下さい。宜しくお願いいたします。

広井王子


期待、緊張、興奮、不安…色々な感情が入り混じったキャスト陣のコメントでしたが、「ショウをいいものにする」という強い気持ちは共通して感じられました。演じる方も観る方もドキドキの『紐育レビュウショウ』。一度きりの「初めて」を観に、3月はぜひ新宿のリトルリップ・シアターまでレディー・ゴー!!


紐育レビュウショウ 〜歌う♪大紐育♪〜







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