2003年も明けて1月3日。降りしきる雪の中、今回は初の大阪公演も実現し、いよいよ初日を迎える新春歌謡ショウ。東京会場となる青山劇場において、夏のスーパー歌謡ショウ「新編 八犬伝」と同じく、本公演に先駆けての公開ゲネプロが行なわれました。
今年で3回目となる新春歌謡ショウ。第一幕は、花組による『イッツ・ショウタイム』で幕が開き、「初笑い七福神」と題して、ダンディ団・ベロムーチョ武田(武田滋裕)がひょんなことから拾った財布を巡り、新年を祝うために、マリアの発案で七福神巡りをしている花組(さくら:恵比寿、マリア:福禄寿、アイリス:大黒天、紅蘭:寿老人、カンナ:布袋尊、織姫:弁財天、レニ:毘沙門天)とともに繰り広げられる、歌あり(『メトロで行こう』『オンリー・マン』『夜のサンバ』)・踊りあり・笑いあり・そしてちょっぴり涙ありの人情喜劇。
そして親方(中嶋聡彦)&千葉助(千葉繁)のフリートーク(漫才?)、薔薇組・ダンディ団も加わりパワーアップした『新春祝い太鼓』…と、盛りだくさんの舞台が続きます。
『イッツ・ショウタイム』! 今年も新春歌謡ショウがはじまります!
今回のキーマンはダンディ団・ベロムーチョ武田。この後武田が拾った財布が後に騒動を巻き起こす。
年始廻り中の親方と清流院琴音(矢尾一樹)は、夏の舞台(新編八犬伝)で世話になった千葉助と出会う。
ズラリ勢ぞろいした花組扮する…七福神…!?
幽霊!? 武田の拾った財布には何やらワケがありそうだ。
葵叉丹(家中宏)とあやめ(折笠愛・二役)の情熱的な『夜のサンバ』。
長屋に住む政吉(家中宏・二役)と少女(杏奈)の関係は…?
最後は宝船に乗った七福神が登場。改めて「あけましておめでとうございます」!
花組・薔薇組・ダンディ団が賑々しく舞う『新春祝い太鼓』。
第二幕は、さくら(横山智佐)と紅蘭(渕崎ゆり子)による、何度も使えて地球にやさしい蒸気式チップカイロ「パッチン君」の紹介から始まり、メンバーのソロやユニットによる歌の数々を楽しんでいただく花組ヒットメドレー。
曲目は『島風』『夜空の花』『恋は摩訶不思議』『輝き』『センチメンタルな…』『心の置き場所』『美しきものたちよ』『カモナ浅草!』『私の夏』『夏が来た』『春が来る』『君よ花よ』と、新曲も盛り込んだ歌の競演。ユニットの中には意外な組み合わせも!?
舞台もいよいよフィナーレ。もちろん最後は出演者全員による『ゲキテイ』&全国の大神隊長に敬礼!
そしてカーテンコールでは早くも2003年夏のスーパー歌謡ショウの公演が決定し、演目が発表! 第2回スーパー歌謡ショウはスティーブンソン原作より〜『新宝島』です! 乞うご期待!!
今度の発明は『蒸気式チップカイロ パッチン君』! 時代はエコロジーやで!
さくらがしっとりと歌いあげる『夜空の花』。
マリア(高乃麗)とアイリス(西原久美子)の『恋は摩訶不思議』。
マリア、紅蘭、カンナ(田中真弓)による『センチメンタルな…』。
織姫(岡本麻弥)とレニ(伊倉一恵)の『心の置き場所』。
大神(陶山章央)・親方・薔薇組(矢尾一樹・松野太紀)が歌う『美しきものたちよ』。
さくらとダンディ団の『カモナ浅草!』は激しいダンスとタップが見どころ。
織姫の歌う『私の夏』。バックダンサーはなんと薔薇組!
ダンディ団の応援付き? かえでの新曲『夏が来た』。
花組による『春が来る』。その後大神も加わり、『君よ花よ』を熱唱。
最後はキャスト全員による『ゲキテイ』。そして敬礼!
最後の最後に大発表! 2003年の夏も歌謡ショウでキマリ!
そして1月11日・12日は歌謡ショウ初の大阪公演がおこなわれました。スタッフ・キャストとも初めは「はたしてどれだけのお客様が来て頂けるんだろう?」とちょっぴり不安な表情を見せていましたが、いざ始まってみると大勢のお客様にご来場いただき、関係者一同大喜び。その感謝の気持ちをこめて、大阪千秋楽となる12日には、なんと『ゲキテイ』を2回披露するという大サービスも行なわれ、こちらも大盛況となりました!
大阪公演会場となったウェルシティ大阪厚生年金会館大ホール。
スタッフ・キャストの心配をよそに会場には長蛇の列が!
大勢の方にご来場いただき、大阪公演は大盛況となりました!
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