太正浪漫堂 イベントレポート

「太正浪漫堂&Sakura Cafeトークイベント」レポート
第15回 岡村明美&増田ゆき&氷上恭子





2008年3月20日(木・祝)
第15回目は藤井かすみ役岡村明美さん、榊原由里役増田ゆきさん、高村椿役氷上恭子さんの登場です。

【「サクラ大戦・歌謡ショウ」の思い出】

岡村 『つばさ』の時はまだカツラがなくて
増田 私たち地毛だったんですよ
岡村 メイクも自分たちでやってね。今日、ここに来る前に当時の写真を見てきたんですけど、私、ものすごい眉毛が濃くって(笑)。他の出演者の方たちのお化粧が濃いじゃないですか。舞台用で。だからそれに負けないようにしなきゃと思って一生懸命メイクしたんですけど、眉ばっかり濃くって不思議な感じに・・・(笑)
増田 椿ちゃんはそばかすをすごい描いてて(笑)『描きすぎだよ!』って言ったんだけど
氷上 『舞台だから!』ってね。でもその後の『青い鳥』の舞台に出たときに、『そばかす描きますか?』ってきいたら、『いいですよ。いりません』って言われて、『いらないんだー!』って(笑)
岡村 衣装もキラキラがなくて普通だったよね
氷上 『つばさ』に出て、その後しばらく期間があいて『青い鳥』じゃないですか
増田 そう!私、『青い鳥』に久しぶりに参加させて頂いてすごくビックリしたのが、『♪ゲキテイ』がめちゃめちゃパワーアップしてて!
岡村 難しくなってたー!!
増田 もう『つばさ』の時と比べ物にならないくらい!で、お勉強したんですよね。DVD(「サクラ大戦・振り付けDVD」)をお借りして
岡村 そうそう、さくらさんが教えてくれる(笑)
氷上 自分たちの稽古場にモニターを持ってきて、反転するために鏡に映したりとかね
岡村 ファンの方、よく覚えてらっしゃいますよね〜。皆さんもDVDで?(笑)
氷上 DVDで勉強して、劇場で実践したんですよね、きっと。やっぱり稽古と実践ですよ!(笑)


 

【自分の演じたキャラクターについて〜かすみ編〜】

岡村 かすみは、“花組さんたちより年上”っていう設定ではあるんですけど、どうしても舞台の現場に行くと『私は年上なのよ』と思いつつも、やっぱり花組さんのお顔を見たら恐縮してしまうんですよね(笑)。年上だけど、年上になり切れないっていう。待ち時間中も、私たちの役柄だと“サポートしている”って感じがあるので、どうしても皆さんのお世話をしなきゃと思って『お水、大丈夫ですか?』みたいになっちゃう
氷上 そうなんですよ!あれどうしてですかね〜(笑)
岡村 会場前のお客さまへのあいさつの時も、『ありがとうございます!ありがとうございます!こんなにたくさんの方に観に来て頂いて!ウチの帝劇に』みたいな(笑)。だから、とても楽しくやらせて頂いたんですけど、いかんせん、年の設定のところでは自分的に『う〜ん・・・』って感じでした


 

【自分の演じたキャラクターについて〜椿編〜】

氷上 椿ちゃんは・・・『青い鳥』の時に客席でパンフレットを売ったんですけど、あの時が一番私はイキイキしてたと思う!
岡村 『5冊で一万円!』とか言ってたよね(笑)
氷上 言ってた(笑)。10年椿ちゃんをやってると、客席側にいる方が自然な気分になっちゃうんですよね。舞台で踊ってるよりも『いらっしゃいませ!』ってやってる方が、キャラクターにすごいフィットしてる感じがするんですよ
岡村 そうだよね。『こんな舞台に出していただいて申し訳ない!私たちは陰のものですから!』って感じ
氷上 『でも薔薇組さんがいれば、ちょっと出るけど・・・』みたいな(笑)
岡村 対抗意識があるからね(笑)



 

【自分の演じたキャラクターについて〜由里編〜】

増田 由里はですね〜、実は私が声優デビューしてすぐの仕事だったんですよ。だからまず『こんな素晴らしい先輩達に囲まれて、何でここにいるんだろう、私〜!』っていうところから始まって、とにかく緊張しっぱなしでした。『つばさ』の舞台の話をいただいた時も、お稽古でただ歩くだけなのに、右手と右足が一緒に出ちゃうくらい(笑)
氷上 それなのに由里ちゃんは軽口たたくキャラなんだよね
増田 そう(笑)。すごい噂好きだったりとか、好奇心旺盛だったりとか、キャラの性格としてあるんですけど、私、真逆なんですよ!いろんなことに興味ないし、噂話とか全然どうでもいいんで(笑)。そこから全部作らなきゃっていうのがあって、すごい苦労しました。で、10年経ってみて・・・最後の最後まで緊張してましたね



 

【思い出の一曲『♪●の発車オーライ!』???】

氷上 私たちで言えばやっぱり『♪恋の発車オーライ!』ですよね〜。あれはもう名曲!!
岡村 だって、ねぇ?薔薇組さんとかも、みんな私たちの曲歌ってるでしょ?(笑)
氷上 なんでこんないい曲私たちが貰っちゃったんだろ♪
増田 それなのに氷上さんたら!今日ね、紙に『♪恋の発車オーライ!』の歌詞を書いてきてくれたのはいいんですけど、“恋”じゃなくて“変”って書いてあるの!!(笑)ヒドイ!10年も歌ってるのに!
氷上 今日のイベント用に音源だけいただいたんで、緊張とかするかもって、一応手書きで歌詞を書いてきたんですけど、1個目はちゃんと“恋”って書けたのに、2個目に“変”って書いちゃったんですよね〜
岡村 その方が書き慣れてるとか?
氷上 たぶん、そうだと思う。“変”の方がね
増田 “恋”していこうよ〜!
岡村 だよねー
氷上 ホントホントー
増田 頼むよ〜!(笑)

【最後の締めは生歌で】

岡村&増田&氷上 『♪恋の発車オーライ!』



 

以上、「太正浪漫堂&Sakura Cafe」閉店記念トークイベント第14の模様でした。

次回は大神一郎役陶山章央さんと大河新次郎役菅沼久義さんが登場の第16回のレポートをお届けします。お楽しみに♪





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