太正浪漫堂 イベントレポート

「太正浪漫堂&Sakura Cafeトークイベント」レポート
第11回 広井王子





2008年3月9日(日)。
第11回目は掃除人広井君こと総合プロデューサー広井王子氏の登場です。

【前説?オープニング?掃除人登場!】

(飴を配りつつ客席から入場。サクラカフェのレジカウンターに乗って)
広井 今日はここでやろうかな。え?ステージ?いいよ〜、そんなトコ。第一、俺は前説だよ? いつも幕が開いたら出ないんだもん。あ?今日はメインだって?違うな。メインはお客さ んだよ。ということで、何か思い出話のある方はステージでどうぞ(笑)


 

【サプライズゲスト(1)中嶋親方2008年バージョン(中嶋聡彦さん)登場!】

中嶋 コラ!広井!何やってんだ!
広井 うるせーハゲ!・・・って、親方ハゲじゃないよ!?
中嶋 親方2008年バージョンだよ!ていうかさ、他の人達の回は衣装着てないのに、なんで俺たちコスプレなの?
広井 他の人達は衣装着てなくてもわかるんだよ。俺たち・・・特に俺は、衣装着てないとプロデューサーと間違えられることがあるんだよ(笑)似てるから。あの生意気なヤツ!
中嶋 あー、アイツな(笑)でも生意気だけど・・・有能なんだよ
広井 もっと言ってやって!
中嶋 広井プロデューサー最高!(笑)

【「サクラ大戦・歌謡ショウ」の思い出〜“中嶋親方”誕生秘話〜】

広井 親方は第1回目から出てるんだよね
中嶋 出てました。でも“親方”じゃなく、ただのハゲでした(笑)
広井 そう、通りすがりのハゲ(笑)
中嶋 『愛ゆえに』ではアンサンブルも兼ねてたし、ダンサーさんとかと同じ扱いだったんだよね。でも、アンサンブルなのに目立とうと思って、頭剃っちゃったんだよ
広井 誰も剃れなんて言ってないのに、ある日いきなりツルツルになって稽古場に来たんだよね。サクラって目立ったヤツが役付きになっていくんだけど、親方がその第1号だった。稽古場で目立つと何となく役が増えていって、そのうち名前がついてくる
中嶋 西ヤン(西村陽一さん)もね、園岡(新太郎)さんが芝居中に西ヤンを呼ぶのに、役名がないのが嫌だっていって、役名をそのまま“西村”にしちゃったっていう。・・・あれ?あと誰か一人いたような・・・変な名前の
広井 あー、いたいた!ベロムーチョってヤツ(笑)。親方とベロと俺が『歌謡ショウ』皆勤賞なんだよな
中嶋 一応ね。完全に本編に出てなかったりもするけど。皆勤トリオだね



 

【サプライズゲスト(2)「君あるがため」宣伝担当?ベロムーチョ武田(べろ武田さん)登場!】

武田 呼んだ?
広井 呼んでねーよ!誰がイベントに2回も出ていいっていったんだよ!ホントさ、よく調べてるよね。『ここには俺の出られそうな隙がある』ってさ(笑)
武田 僕は『サクラ大戦』にしがみついてますからねっ(笑)
広井 てか、何しに来たんだよ?
武田 これですよ、これ!知ってます?DS!(DS本体を取り出し)あれ?どっちから開けるんだ?えっと、なんで画面ついてないんだ?え?電源??・・・ええと、3月19日に出るらしいですよ
広井 ちょっと待て。何の宣伝なんだよ!タイトルいってねーだろ
武田 えーとだから・・・ちょっと待ってください。(カンペを取り出し)き・・・み・・・あ、る、が、た、め・・・『君あるがため』!ですよ
広井 お前、宣伝しに来たんだろ!?(笑)
武田 そう、そうですよ(笑)。で、今日はこの中の新曲をちょっとだけ聴かせます!


 

【新曲お披露目】

『♪笑って、笑って』
※ニンテンドーDS専用ソフト
「ドラマチックダンジョン サクラ大戦 〜君あるがため〜」エンディングテーマ

【話は再び、「サクラ大戦・歌謡ショウ」の思い出〜成長する“集団”〜】

中嶋 最初は“イベント”って感じだったのが、だんだん“芝居を作ってく”って集団になっていったよね
広井 そう!“集団”。劇団とは言わないけど“集団”だったね
武田 『次は○○やるから』って、その為の稽古が、みんな稽古場入る前から始まってますもんね。半年くらい前から
中嶋 あの花組さんたちの向上心はたいしたもんだよ
広井 “負けん気魂”というかね。恥ずかしいものは見せたくないっていう。『台本に書くなら、半年前に言ってくれ。そうしたら、その台本に書かれていることを叶えられる。私たちは叶えてあげたいんだ』って
武田 ちーちゃん(横山智佐さん)だって、最初は刀の持ち方もわからなかったのにね
中嶋 それが最後には100手以上も!
広井 100何手なんてプロでも大変なのに、見事なもんでしたよ。ああいうのが“負けん気”なんでしょうね




【「サクラ大戦・歌謡ショウ」の思い出〜舞台と客席の共犯関係〜】

広井 いろんな方が舞台を観にいらっしゃって、その方々がみんな誉めてくださるんですよ。『いいお客さん持ってるね』って。『こんなお客さまの中で演りたい』ってみんな言ってくださいますよ
武田 あったかいですよね
広井 あったかいです。舞台の持ってる“共犯関係”ってのをよく理解してたよね。ゲームやってて、ロープレが得意だからでしょうね。“ロールプレイ(役割劇)”してるんですよ、ちゃんと。だからあんな掛け声が揃ったり、『来年は浴衣で来ようね』って言ったら、次の年に何人もが浴衣で来てくれたり・・・。ああいう風情が楽しかったんですよ。客席と舞台が遊んだんです、10年間
中嶋 まさにその通り!
広井 トチってもさ、お客さまが『頑張れ!』って言ってくれて、それだけで俺たちは救われるんだよな
武田 お客さまが楽しみにきてくれてましたもんね
広井 そう!斜に構えて『見てやろうか』じゃなくて、『俺たちも楽しむから、楽しませてね』っていうさ。すんごい拍手もたくさん貰ったし、ホントいーいお客さんたちですよ


 


以上、「太正浪漫堂&Sakura Cafe」閉店記念トークイベント第11回の模様でした。

次回はアイリス役西原久美子さんと李紅蘭役渕崎ゆり子さんが登場の第12回のレポートをお届けします。お楽しみに♪





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