太正浪漫堂 イベントレポート

「太正浪漫堂&Sakura Cafeトークイベント」レポート
第8回 内田直哉&麻生かほ里&本名陽子





2008年3月2日(日)。
第8回目はマイケル・サニーサイド役内田直哉さん、プラム・スパニエル役麻生かほ里さん、吉野杏里役本名陽子さんの登場です。


【「サクラ大戦・武道館ライブ 〜帝都・巴里・紐育〜」の思い出】

内田
僕はもう、なんと言っても“武道館に自分が立ってる”っていうのがね〜、もうぶったまげましたね!僕はそれまで、数々の外国人アーティストの武道館コンサートを観に行っていて、『世界の人しかここには立てないんだ!』って印象がありましたから。
麻生
聖地ですよね。アーティストの。
内田
そう!自分自身の姿は見れないんだけど、リハーサルでみんなを見ていて『すごいことをやってるなぁ』と思いましたよ。
本名
私も武道館で歌えるっていうのが信じられなくて、『自分がここに立っているなんて、なんて幸せなんだろう!』っていう思いに包まれました。あまりにも広いので、途中で息が切れたり、自分の声がパッと聞こえなくなったりしたんですけど、それが気にならないくらい。役者も、舞台上でも楽屋でも変わらないくらいのテンションでしたよ。
麻生
2階席・3階席のお客さんのすごく近くに行けるのがびっくりしました。声も良く聞こえるし、みなさんがすごい笑顔で役名をちゃんと呼んでくださったのが、何よりも嬉しかったです。病みつきになっちゃいそうな素晴らしさでした。

【「サクラ大戦・紐育レビュウショウ〜歌う♪大紐育♪2〜」の思い出〜胸の高ぶり編〜】

本名
何よりもプラムがいたっていうのが、ホントに嬉しかったです!
内田
初めて3人が揃い踏みしたんだよね。
麻生
私は初めての参加だったので、すべてが新鮮でした。初日に幕が開いていく時の高ぶりが今でも忘れられないです。サクラのお客さんってあったかいなぁって。
内田
僕はプラムの衣装を見て高ぶりましたよ。もう非常に!(笑)目線がね、こう・・・
本名
内田さん、どんどんどんどんプラム寄りになっていくんですよ〜!
麻生
(笑)ホントにね、ギリギリ頑張りました!




【「サクラ大戦・紐育レビュウショウ〜歌う♪大紐育♪2〜」の思い出〜サニーサプライズ編〜】

内田
僕はね、ステージに立った瞬間にすべて忘れますから(笑)みんなの顔を見て、というか、圧を感じた瞬間に真っ白になるんだよね。そのまま進めると訳がわからなくなるから『落ち着いて・・・』って、みんなの顔をよーく見てると、もっとどんどんわからなくなっちゃう(笑)。まぁ、そんな感じで行き当たりばったりって言うか。
麻生
でも、ホントに、台詞もお忘れになったり、振りもお間違えになったり、歌詞をお間違えになったりとかあるんですけど(笑)、それをお客さまに気付かれないようにするのがうまい!!ちゃんと取り繕っていくのが、さすが“サプライズの達人”だなって。でもそれってすごく大事なことだと思うんです。
内田
すべて一生懸命から成す技なんですよ。一生懸命やることによって、サプライズが生まれてくる(笑)
麻生
なんかアクシデントが起こった時って、結構『どうしよう!』って思っちゃう人が多いんですよ。でも、そんな時は『直さん(内田さん)お願い!』ってみんなの目線がね。
本名
うん、そういう時こそすごく輝かれていて(笑)
麻生
そうなんですよ!直さんがいたら絶対大丈夫、みたいな。
内田
ま、責任は取りませんけどね、僕は(笑)。なんとか場を繋げようと。
本名
紐育チームに直さんが居なかったらと思うと、もうホントに・・・
内田
いやいや、みんなひとりひとりが居るからこそ紐育。そして、お客さまがいるからこそですよ!




【自分が演じるキャラクターと似てる?】

本名
私は杏里とは正直全然似てないですね。なので、サクラの稽古期間に入ると“杏里モード”にバッと切り替える感じです。普段はおちゃらけた、雑な性格なので、可愛らしい感じになるように稽古場から必ず浴衣を着て、心がけています。そのシーズンは家でもおとなしくなるので、家族にはありがたがられていますよ(笑)
内田
サニーはもう僕ですよ(笑)。あんまり考えたこと無いんだ。役をああしようこうしようとか。だって僕が演じるんだから。サニーがくっ付いてきてるだけでね。なんていうの・・・合体?(笑)そんな感じです。
麻生
私は自分で全然分析できないんですけど、結構似てるかもしれないな。上手くいえないんですが・・・。『きゃっふ〜ん』とは言いませんけど、普段からそういう言葉を使っちゃうので(笑)似てると思います。




【太正浪漫堂閉店について】

本名
寂しい思いでいっぱいです。店内をぐるーっと見て回った時に、あれもこれも買いたくなっちゃうような工夫が施してあって、すごいなって。10年の舞台の歴史もあり、お客さまの熱い声援もあって続いてきたんだなって、本当に思いました。
麻生
私は今日やっと初めて来れたのに・・・ホントに寂しいです。今日はお買い物も出来なかったので、閉店までにまたぜひ来たいと思います。
内田
物体というものは、いつかなくなるわけですよ。なんでも。だけど必ずひとりの人の心の中に残ってるわけだから、僕はそれでいいんじゃないかなと思う。“サクラ大戦”もそう、我々“紐育”もそうだし、“友だち”や“両親”だってそう。その思い出をみんなの人生でどれだけいっぱい心に入れられるかだと思う。そういう感じで、この太正浪漫堂をいつまでもみんなの思い出の中におさめて頂ければいいなと思います。・・・・・・うまいこというね、俺!やっぱ年の功だよね(笑)
麻生
得たものは消えないですから。ここで知り合った方々もたくさんいるだろうしね。
内田
うん、宝、財産ですから!




【最後の締めは生歌で】

内田&麻生&本名
『♪Love is』




以上、「太正浪漫堂&Sakura Cafe」閉店記念トークイベント第8回の模様でした。

次回は薔薇組の清流院琴音役矢尾一樹さん、丘菊之丞役松野太紀さん、太田斧彦役郷里大輔さんが登場の第9回のレポートをお届けします。お楽しみに♪





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