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2008年3月1日(土)。 第7回目はレニ・ミルヒシュトラーセ役伊倉一恵さんの登場です。
【オープニング・生歌披露】
【一か八か人生です】
伊倉
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「『♪トランプの裏表』を歌わせて頂いたんですが、私、この曲大好きなんです!自分自身への応援歌みたいで励まされたりするんですよ。私は“目標に向かって、一歩一歩緻密な計算の元に生きていく”ってタイプじゃ全然無くて、大雑把な夢をボンヤリ描きながら、大体のことはヤマ勘で決めて、『まぁ楽しいし、結果はどうなるかわかんないけどやってみるか〜』ってタイプなので。後処理をする周りの人達は大変ですけどね(笑)。私自身は伸び伸びと、一か八か人生を送ってます。」
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【「サクラ大戦・武道館ライブ〜帝都・巴里・紐育〜」の思い出〜『♪素晴らしき舞台』〜】
伊倉
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私はソロ曲のトップバッターだったんですけど、武道館の広い舞台でポツンと一人で歌うのが不安だったんですよ。だから、(演出・振付の)麻咲梨乃先生に『ダンサーさんに踊ってもらいたい』ってお願いしたんです。でも、梨乃先生は『演出の都合上、どうしても一人がいいの!お願い!』って。振付の日に30分くらい“お願い合戦”(笑)をしました。梨乃先生っていつもは頑なじゃないのに、その時だけは頑として譲らなかったんですよ。だから、最終的には私が折れました。でも、実際に舞台で歌ったら、映像もダンサーも無いという演出が歌詞にピッタリはまってて、『さすが麻咲梨乃!!』って思いましたね。気持ちよく歌わせていただきました。
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【「サクラ大戦・武道館ライブ〜帝都・巴里・紐育〜」の思い出〜『♪イカルスの星』〜】
伊倉
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昴とデュエットしたんですけど、本当はね『♪輝く星座』をコーラスしたかったんですよ!とてもいい曲なので、歌いたいなぁって思ってたんです。あ!やりたいのはコーラスですよ、主旋律じゃなく。コーラス好きなので(笑)。でも昴がソロで歌うことになったので、じゃあ2人っぽい曲って何かなって考えたら『♪イカルスの星』だなって。昴が『♪イカルスの星』を歌ってくれたらみんなドキッとするんじゃないの?驚かしちゃう?って感じでね。私は今までたくさん歌ってきたので、コーラスをさせてもらいました。
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【「サクラカフェミニミニライブ」の思い出】
伊倉
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一か八かライブ!(笑)50分好きなことやっていいよって言われたんですけど、ライブ自体一人でやることがないのに、何をしたら…って考えて、ギターを弾いたんですよね。『♪アメージンググレイス』は何とか上手くいったんですけど、『♪つばさ』をね、どうしてもギターで弾きたかったんですよ!でもすんごいコードが難しくて、曲の後半では、もはやリズムだけを取る打楽器と化してました(笑)。久美ちゃん(西原久美子さん)とふっちゃん(渕崎ゆり子さん)がゲストで歌いに来てくれたんですけど、伴奏なのか邪魔してるのか分からなかったですね(笑)
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【「サクラ大戦」10年の思い出】
伊倉
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芝居をさせてもらって、歌わせてもらって、躍らせてもらって…『サクラ大戦』に関われたことは、“表現者”としてとても幸せに思っています。そして、“表現者”としての仕事の中では、(歌謡ショウで)アカペラのコーラスを担当させてもらったのが、私の人生の中でもとくに思い出に残っています。最初は『♪さくら』だったんですけど、花組は別にコーラス隊ではないので、ただ上手く歌うのではなく、演出も欲しいなと思って考えたりしました。でも、演出を活かすためには、ハーモニーがちゃんとしてないとっていうのがあって、花組のみんなには結構しつこく細かく色々言ったりしましたね。だけど、実際に舞台でやってみて、みんなに喜んでもらえて嬉しかったので、調子に乗ってその後何曲もやっちゃいました!
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【生歌披露】
【“音”の力】
伊倉
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私は“音”には力があるんだなって最近つくづく思っているんです。“声”も“歌”も“台詞”も全部ひっくるめて。目に見えるもので癒されることももちろんありますが、『あの人の“声”を聴くと癒される』とか、そういうのが“音”全般にあると思うんです。私は今までやってきた仕事柄というのもありますが、そういった“音の表現者”として、ずっとこれからもやっていきたいなと思っています。
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【最後の締めも生歌で】
以上、「太正浪漫堂&Sakura Cafe」閉店記念トークイベント第7回の模様でした。
次回はマイケル・サニーサイド役内田直哉さん、プラム・スパニエル役麻生かほ里さん、吉野杏里役本名陽子さんが登場の第8回のレポートをお届けします。お楽しみに♪
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