支配人:
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各キャラクターについて、皆さんにここは押さえて欲しい! という場面はありますか?
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出演者:
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[新次郎について]
今回の紐育は新次郎の成長物語であり、大神一郎とどう差別化するかが問題でした。パーフェクトな大神とは違い、幼く成長していない新次郎が紐育華撃団とぶつかり合って成長していく過程が見所。よく泣く新次郎にも注目してほしいですね♪
[ジェミニについて]
『サクラ大戦V Episode 0 〜荒野のサムライ娘〜』の時にはラリーしか友達がいなかったんですが、紐育では人間の友達もいっぱい出来て「良かったなジェミニ!」この一言に尽きる。
[サジータについて]
シナリオがゲームとうまく絡んでいて最初に固まったキャラクターです。移動パートでどんどんサジータの過去が浮き彫りになっていくシーンに注目! ゲーム中の擬似裁判シーンが、ひとつのミニゲーム(笑)といって良いくらい見逃さないでほしい。
[リカリッタについて]
小さな女の子が1人で生きていかなきゃならない、っていうものすごい悲惨な過去の出来事や想い、でもそれを普段は全く思わせない程明るい。この『差』に注目してほしい!
[ダイアナについて]
テーマは寝たきり、あと1年の命、メガネっ子。それを掛け合わせて出てきたキャラクターでした。病弱なヒロインという新しい地位を作りだした感じですね。
[昴について]
分からないキャラも作ろうという所で作ったキャラでした。本当に天才肌な昴を見てほしい。
[ラチェットについて]
ラチェットの台本が収録当日にほぼ丸々書き換えられたそうです。その時生まれた言葉がサムシングエルス。今やラチェットの名セリフも、こうして誕生しました。
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支配人:
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最後にサクラ大戦ファンへのメッセージを頂けますでしょうか?
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寺田氏:
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「サクラ大戦V」という世界を作りきりました。ここまでがスタッフとしての仕事で、ここから先、『サクラ大戦』の世界を盛り上げていくのは皆さんです。ゲーム内にも“ROMANDO”があるんですが、太正浪漫堂でゲームの内容などを語り合ってほしいです。「サクラ大戦V」、楽しんでください。
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西野氏:
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「サクラ大戦」も帝都、巴里に続いて、3つ目の紐育にやってきました。街はかなり作りこんであるので、ニューヨーカー気分を味わってください。小さな日本人の新次郎が最初はいじめられながらも、徐々にニューヨークの街で成長していくのを追体験してほしいです。
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広井氏:
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皆さんがサクラ大戦をいいと言ってくれたからこそ、「2」があり、今があります。皆さんが楽しんで頂けなければ次はありません。ゲームは文学なんかに比べて、皆さんにずっと近いところで作っているものです。皆様の要望と、自分のやりたい事を少しだけ入れつつ、それが、お客様と一瞬でも気持ちが一致できれば嬉しいな、と思います。
今日来た人は、10人に勧めて、サクラが盛り上がって、歌謡ショウが盛り上がって、また映画が出来たらいいなと思うし、「6」に繋がって行ければなと思います。「サクラ大戦V」、太正浪漫堂、宜しくお願いします。
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