２００６年３月１８・１９日の２日間に渡って公演された紐育星組初の舞台「サクラ大戦・紐育レビュウショウ 〜歌う♪大紐育♪〜」。その前日となる２００６年３月１７日に、会場となる新宿文化センターにて、関係者・各種媒体を招待しての公開ゲネプロ（ゲネラルプローベ：本番と同じ手順で行う総稽古）が行われました。 ここは紐育、リトルリップ・シアター。掃除人のＯＧシンプソンが登場。 「ちゃんと掃除してくださいよぉ」とジェミニが現れる。 「まだキャラが固まってない」というＯＧ。はたして本公演ではどうなる？ ♪ここはパラダイス（サニー・杏里＋紐育星組） ここは紐育の入国管理事務所。そこへ一人の日本人がやってきた。 その男の名は大河新次郎。数ヵ月後、彼はリトルリップ・シアターにとって大事なスタッフとなっていた。 新次郎が書いた台本を読み、構想を膨らませるサニー。「トップはスター５の面々を歌で紹介していくんだ。シーンを短くつないでスピード感を出すんだ！」。その言葉を聞いて妄想する新次郎。 ♪サムライ魂（ジェミニ） ♪ザ・シティー（新次郎・杏里・サジータ） ♪ダウンタウン・ハート（サジータ） ♪バウンティハンター・リカ（リカ） ♪ある日青空を見上げて（ダイアナ） ♪輝く星座（昴） ♪ボクノユメ（紐育星組） メインのテーマについて話し合う２人。「現代はスピードの時代、物語を語っている時間などない。とにかくサプライズだ！ おいしい歌、おいしいシーンをダイジェストで見せるんだ！」。サニーの言葉を聞いて奮起する新次郎。 「大丈夫なんですか？ 素人ですよ、新次郎は」新次郎が加わることによって、これまでにない新しい発想が生まれることを期待しているサニーを見て不安になる杏里。 サニー同様、振付師のボブ・ラッシーも新しい踊りを模索していた。「東洋のスタイルを使おう！ サニー、君は日本趣味だったね。君が踊りたまえ！」「わたしが？」「イヤかい？」「うれしいです！」 ♪ＢＯＮ−ＰＳＹ（ジェミニ・サニー） ♪愛の花（ダイアナ・昴） 新次郎の語りから始まる第２部。サニー演出の「マダム・バタフライ」は高い評価を受けたが、サニーはまだまだサプライズが足りない、と満足していないらしい。 新次郎が考えた次回のショウのプログラムの冒頭が「あなたとならば」となっていることに触れ「いいアイデアだけど、冒頭はパンチのある曲が大事よ」という杏里。 ではロカビリーはどうか、と返す新次郎に「あんな下品な音楽はレビューに向かないわ」。音楽に下品も上品もないと力説する新次郎。「やってみよう！『ＴＲＹ』」 ♪ＴＲＹ（サニー） ♪あなたとならば（新次郎・ダイアナ・杏里） 「リカには動物的な踊りがいいわね…ジェミニは開拓時代の…フォークダンスかしら。なんとなくイメージが出来たわ」。メンバーに合った踊りを考えているラッシー。 そこへダイアナが相談にやってきた。「ラッシー先生、あたくし悩んでます。レビューって歌って踊るばかりで台詞がありませんもの」「きみは台詞がある方が高級で、レビューが低俗なものだとでも思っているのかね？」 「いいですか、これはスタイルなんだ。歌と踊りで物語を客席に届ける事だってできるはずだ」と言って、ラッシーはシェイクスピアの「お気に召すまま」の一節を語りだす。すぐに理解したダイアナがそれに続く。 サニーの部屋では、ジェミニが自分で焼いたクッキーを振舞っていた。戻ってきたダイアナにも食べてもらうが… そこへ「サプライズ」の為にこの格好でモギリをせよ、とプチミントにさせられた新次郎が飛び込んできた。 皆の説得によりプチミント姿でのモギリをあきらめるサニー。新次郎はメンバーにショウの構成を説明する。 そしてショウ当日の幕間。売り場は大忙し。会計士の試験を受けるために休んでいるプラムに文句を言う杏里。 そこへ新次郎が手伝いにやってきた。「忙しそうだね、手伝おう」 「いいわよ、ひとりで」始めは拒否していたが、気にもせず売り子を始める新次郎を見て、「ごめん…手伝って」 ♪ジャングルレビュー（リカ） ♪その名はロデオ（ジェミニ・サニー） ♪ビバ！ハーレム（サジータ・リカ・昴） ♪Kiss me sweet〜オーバー・ザ・レインボー・サンシャイン（紐育星組） ♪ここはパラダイス（全員） ♪地上の戦士（全員）

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