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サクラ大戦 2006年新春歌謡ショウ「跳んでる花組♪」記者会見&公開稽古

記者会見
そろそろ本格的に寒さが厳しくなってきた、2005年12月5日。都内某スタジオにて、サクラ大戦2006年新春歌謡ショウ「跳んでる花組♪」の記者会見&公開稽古が行われました。

ズラリと揃ったキャスト陣。こうして並んで座っている姿を見ているだけでも、舞台への期待が膨らみます!(アイリス役の西原久美子さん、根来幻夜斎役の嘉島典俊さんはスケジュールの都合により残念ながらこの日は欠席となりました)

それでは、記者会見での皆さんのコメントからどうぞ。


●作/総合プロデューサー 広井王子氏

広井王子
歌謡ショウも来年で10年目を迎え、新春だけでも6回目ということになります。バブルがはじけてから日本は「失われた10年」と言われる日々が続いておりましたが、その「失われた10年」の間に、サクラはよく頑張って大輪の花を咲かせてきたなぁと思います。

だんだん景気も良くなってきて、サクラもこれから新しい時代に入り、来年で「歌謡ショウ」というものは幕を下ろします。その大事な入り口がこの新春歌謡ショウです。今回もみんな、まるで長い人生を一緒にやってきたメンバーのように、すぐに台本を理解してくれて、「さあ、やろう!盛り上げよう!」と感じで楽しそうにやってくれています。

きっと素晴らしい新春歌謡ショウになると思いますので、どうか宜しくお願い致します。


●演出 茅野イサム氏

今回第一部は、初めて夏の歌謡ショウからの続編ということで、かなり本格的な殺陣がいっぱいの、夏の雰囲気をそのまま新春に持ってきた感じの舞台です。しかも夏に解決しなかったことが大団円を迎えるという、お客さまにかなり楽しんでいただけるものになっていると思いますので、期待していてください。


●真宮寺さくら役 横山智佐さん

私は今、別の舞台がありまして、稽古の合流が遅れてしまったのですが、昨日の夜、短い時間ですけど稽古に初参加して、やっと花組の一員に戻ることが出来ました。やっぱり9年間歌謡ショウを続けてきたキャストだけあって、とても温かくて、居心地が良くて…。お芝居をしていても、息もぴったりですし、台本に書かれた以上のシーンが見えてくるような気がして、9年の重みを改めて感じました。

このメンバーで、最後の新春公演が出来ることをとても喜びに感じております。ファンの皆様ともお正月からお会いできるのがホントに嬉しいです。意外とやるこのないお正月(笑)、お友達をお誘い合わせの上、来てくださると嬉しいです。


●マリア・タチバナ役 高乃麗さん

顔合わせの時、広井さんに「今回が最後の新春歌謡ショウになる」というお話を聞いたので、今回は個人的にテーマを決めてやろうと思っています。今回のテーマは「うつ!」です。ショウの最初は「和太鼓を打つ」、一幕ではこれでもかというほど「幻夜斎を撃って撃って撃ちまくる!」、そして二幕では懐かしのナンバーやアカペラで「お客さまの心を打つ」…何だかすっかり大喜利モードに入っていますけど(笑)2006年、戌年の初めを“ワン”ダフルに飾りたいと思います。


●李紅蘭役 渕崎ゆり子さん

夏のショウはお休みを頂き、客席側から舞台を観るという好機に恵まれ、身内ごとながら「なんて素晴らしい舞台なんだろう!!」と、涙を流して感動しまくっていました。夏はお稽古場にも何度も顔を出していて、すっかり参加した気になっていたものの、考えてみたら一年ぶりなので、身体が動くか心配です。実は、昨日のすんーーーーーーーーごいお稽古で、すでに身体中悲鳴を上げているんですが(笑)、頑張ります!!


●桐島カンナ役 田中真弓さん

今回は一体誰と喧嘩したらいいんだろう…?と心配していたんですが、すみれが戻ってきてくれたので、仲良く楽しく喧嘩したいと思います。あとは大喜利が楽しみですね! すみれ初参加の大喜利を皆さんお楽しみに!!


●レニ・ミルヒシュトラーセ役 伊倉一恵さん

アイリス役の西原さんもそうだと思うんですが、夏が大変だった分、終わった後ボンヤリとしちゃって、今もまだ気が抜けちゃった感じが続いてしまっています。早く持ち直して頑張りたいと思います。よろしくお願いします!


●藤枝かえで役 折笠愛さん

お正月になると、かえではいつもお酒を飲むというのがずっと何年か続いていたんですが、今回はシラフでお芝居をさせて頂けることになりましたので(笑)、公演が終わってからおいしいお酒が飲めるといいなと思っております。大喜利のほうも、すみれさんが参加してパワーアップするのを上手くまとめられるのか心配ですが、頑張りますので皆さんぜひいらしてくださいね♪


●大神一郎役 陶山章央さん

夏に引き続き、立ち回りがたくさんあるので、とにかく怪我をしないように気をつけたいと思います。実はディナーショウと並行で稽古があって、すでにいっぱいいっぱいなんですが…(笑) 楽しく頑張ります。


●親方役 中嶋聡彦さん

お正月公演は何がいいかって、やっぱり自分たちが楽しめるっていうのがいいなって思っております。お笑い劇団としての真骨頂をお見せ出来れば!


●ダンディ団・西村ヤン太郎役 西村陽一さん

夏に続いて今回も立ち回りがたくさんあるんですが、夏以上の盛り上がりに仕上げていきたいと思っております。よろしくお願い致します。


●ダンディ団・ベロムーチョ武田役 武田滋裕さん

今回、ダンディ団はボスがいなくてちょっと寂しいんですが、二人でも盛り上げていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。


●神崎すみれ役 富沢美智恵さん

夏に引き続き、新春も参加させて頂くことになり、とても嬉しく思っております。一幕のお芝居は非常におもしろいんですが、二幕の大喜利では大変なプレッシャーを抱えております。キャストのみんなは私の日常生活が大喜利だっていうんですが、とんでもないことです!! 私はギャグのセンスも無ければ、アドリブの才能も無いので、ホントに今からどうなる事かとビクビクしているんですが…やるからには座布団10枚ゲットして、必ずハワイに行きたいと思っております! え? 違うんですか? ハワイ旅行じゃないんですか?(笑) とにかく、お正月公演楽しみです!


●川岡刑事役 累央さん

今回は原点に返って「刑事って何だろう?」というところから、もう一回始めてみようかなと思っております(笑)。そして来年は戌年ということで…“ワン”ダフルな年にしたいと思っております!!


10周年を迎える年の最初の公演とあって、すでに皆さん気力充実! これは観るほうもかなり気合を入れて観なければ! と、思わせるコメントの数々でした。

続いては公開稽古です。実は稽古始めからまだ数日という、この日。しかし、それをまったく感じさせない、まるで本番さながらの内容でした!



火の番

ちらちらと雪が降り始めた、正月深夜。静かな闇に響く火の番の声から、物語は始まります。「火の用心!火のーよーーじん!」

優作&おやじ

ぽつりと灯る屋台のあかり。そこから出てきたのはなんと、夏の歌謡ショウで半死半生の容態だった優作!「ごちそうさん!」

大神&火の番

そして、屋台にはもう一人…大神の姿が。先程の火の番が、神妙な面持ちで近づいてきます。「少々、お耳を…」



大神&火の番

ところが突然!火の番が大神に襲いかかります!!「はぁっ!」かろうじて避ける大神!「何をする!」

大神

険しい表情の大神…果たして、あの火の番は何者なのか?この後、組み合ったまま二人は川へ…。

川岡刑事

そこへ現れたのは、お馴染み川岡刑事。「どーもー!みなさーん!築地警察の川岡でーす!あっははは!」いつもながらのハイテンションで登場したものの…



襲われる川岡

首を締め上げられ、いきなりの大ピンチ!「ぐっ…!何をするんだ!バカ者!は、はなせ!かんべんして……」どうする!どうなる?川岡!

つづく

しかし、盛り上がってきたところで「つづく!!」序盤からいきなりの急展開を見せる第一幕。気になる行く末は、正月の青山劇場にて!!

 


ゲキテイ

そして、公開稽古もこれがなくては終われません。すでに息がピッタリの「ゲキテイ」。

全員集合

これからまだまだ厳しい稽古が続きます。派手な立ち回りも非常に多いという今回の舞台。皆さん怪我には充分気をつけて頑張ってください!!


例年より早い時期の公開稽古だったにも関らず、大迫力の立ち回りに、完璧な「ゲキテイ」。これはもう、本番を期待せずにはいられません! そして、積極的に回されていた「花組カメラ」と「広井カメラ」…まだ見ぬDVDにも期待してしまいます!

新春歌謡ショウまで、あともう少し。皆さまも、体調と懐を万全にして、花組と楽しいお正月を過ごしましょう!!









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